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2011年 12月 12日
このブログでは最後のワークショップのご案内となります。
興味のある方はどうぞいらしてください。 また今後は下記のブログをよろしくお願いいたします。 http://ayakofujisakijp.blogspot.com/ プロセスワークの根底にあるのは、起こっていることの中に知恵が包有されているという信念です。プロセス指向のセラピストやファシリテーターは問題に対する答えを知っていたり、変化を起こしたりする必要はありません。起こっていることを信頼し従って行くことで、自然に変化が生まれ解決法が現れてくるからです。究極のプロセスワーカーは働いているようには見えず、プロセスと楽しく戯れているように見えるでしょう。自分は怠け者であると思っていたら、プロセスワークはあなたにぴったりの方法かもしれません。 このワークショップではシャーマニズムや禅の知恵を借りて、起こっていることの背後にあるより大いなる知性を信頼し、それとつながることを学んでいきます。そうすると「正しい介入をしなければ」「助けてあげなければ」というプレッシャーから自由になり 、セラピーやファシリテーションが「働くこと」でなく、楽しく創造的な活動になるでしょう。またファシリテーターとしてだけでなく、日常生活にプロセスワークを活かしていくことを探っていきたいと思います。プロセスワーク初心者の方も、経験者の方も歓迎いたします。 以下のようなトピックを予定しています(変更の可能性あり) * 初心ースキルや知識を手放す * 愚か者になる * 未知の知恵、シャーマンの勇気 * 隠れた才能を見つける * セラピーやファシリテーションにおける創造性 以下のような方にお勧めです * プロセスワークを楽しく、楽に学びたい * セラピー、ファシリテーションを創造的なものにしたい * プロセスワークのシャーマン的な側面をもっと体験したい * セラピスト、ファシリテーターとしての新しいスタイルを見つけたい * 日常の中でもプロセスワークを活かしていきたい 日時:12月17日(土)、18日(日) 午前10時〜午後5時 場所:都内 (申し込み時にお知らせ致します) 参加費:25,000円(一日、13,000円) 当日のお支払いになります。 お問合せ、お申し込み:藤崎まで直接お願いいたします。 ayakofujisaki@gmail.com 参加人数:6〜20名 講師:藤崎亜矢子:認定プロセスワーカー、プロセスワーク・インスティチュート教員、メリルハースト大学講師。日本の大学病院で臨床心理士として働いていたが、アメリカで行われたワールドワーク参加し衝撃を受ける。個人の幸せは世界の問題と密接に結びついており、個人のワークだけでは限界があると実感し、米国オレゴン州ポートランドにてプロセスワークを学び、2004年に認定プロセスワーカーとなる。日本とアメリカを中心に、南アジア、ヨーロッパでもワークショップを行っている。 #
by dreaminglife
| 2011-12-12 09:55
| ワークショップとクラス
2011年 11月 20日
2011年12月よりブログを下記に移動いたします。こちらでもどうぞよろしくお願いいたします。
http://ayakofujisaki.blogspot.com/ #
by dreaminglife
| 2011-11-20 14:50
2006年 02月 23日
私のところには個人の方だけでなく、カップルの方もクライエントとしてみえます。けんかや口論が続いて、もうヘトヘトになってやってきたというカップルも多いのですが、よく話を聞いてみると本当はお互いをとても大事に思っていることが分かることもあります。また「どうしたらけんかをしなくなるか」という相談を受けることもあります。私はカップルにはいろいろなあり方があるので、全くけんかをしないで和気あいあいとしているのも素晴らしいけれど、しょっちゅうけんかをしていても構わないと思っています。
大事なことは「けんかをなくす」ということよりも、「良いけんかをする」ことだと思います。友人や恋人、夫婦、家族間でけんかをした後にかえって関係が親密になった体験はどなたでもあるでしょう。けんかが全て悪いことではなく、むしろお互いの理解を深め、親密にするチャンスであることもあるのです。それは「良いけんか」です。反対にそのけんかでお互いが傷ついて消耗していくだけの場合、同じことで口論を繰り返すけれど堂々巡りの場合、自分は言いたいことが言えてすっきりしたけれど相手が不幸そうな顔をしている場合などは、けんかをすることでお互いの距離ができていくばかりなので「悪いけんか」をしているかもしれません。 けんか(葛藤、口論、話し合い)をしているとき、自分が傷ついていると感じたり、相手に腹を立てたり、憎らしく思うこともあるでしょう。それはもちろん相手に伝えて構いません。でも深いところであなたがその関係そのものや相手を大事にしているのか、していないのかが「良いけんか」になるか「悪いけんか」になるかにとても大事です。もしお互いに消耗するばかりのけんかをしているとき、自分にこう問いかけてみてください。「私はこのけんかをお互いに理解し合うためにしているのだろうか?それとも相手に勝つ、相手に言い負かすためにしているのだろうか?」その答が後者のときは、あなたの関係のあり方を立ち止まって考えるときかもしれません。 夫婦に限らず、友人や家族などと良い関係が築けることは人生の質に大きく関係していきます。でも関係性というのは大変ややこしいものでもあります。これからときどき良い関係を築くために参考になりそうなことについて書いていきたいと思います。 *ホームページのアドレスが変わりました。 www.ayakofujisaki.com #
by dreaminglife
| 2006-02-23 04:29
| 関係性
2006年 02月 03日
カリブ海の旅について書こうとしていて、でもどうしてもうまく書けずにいたことがあります。それはカリブ海の歴史、つまり植民地政策や奴隷制度の歴史です。ステーシアと言う島の大多数の住民はアフリカ系ですが、彼らはアフリカから奴隷として連れてこられた人々の子孫です。前にも書いたようにステーシアには遠浅の海と白い砂浜がなく、水深がすぐに深くなっているそうです。そのため現在は観光地としては遅れをとっているのですが、船を着けるには最適だそうで、植民地時代には貿易、商業の中心として栄えたそうです。アフリカからの奴隷船もまずこの島に停泊しました。そしてまず体格のいい人々がそこで選ばれステーシアに残ったので、今も他の島に比べて体格がいい人が多いといいます。
私は歴史とか政治に詳しくないのですが、そこにいるだけで歴史の重みや力のある国のエゴというものを感じてしまいます。ヨーロッパの各国が競ってカリブ海の島々を植民地にしたために、今でもオランダ領、フランス領、イギリス領などが点在していて、中には同じ島の中にオランダ語圏とフランス語圏があるところもあります。飛行機から島を眺めていたら、ある島は左側を車が走っていて(イギリス領)、隣の島は右側を車が走っていました。またステーシアではギルダーというオランダでユーロ以前に使われていた通貨が未だに流通していますが、これは島を一歩でるとたとえオランダでも他の通貨に両替することのできないものだそうです。島の人はギルダー廃止のうわさに、それをどう使い切ってしまうか心配しているそうです。これではまるで子供銀行のお札と同じです。また島の主要なお店やレストラン、ホテルのオーナーは島の人ではありませんでした。 前にも書いたように現在のステーシアは島はのんびりしたいいところです。人々は温かく親切でした。また彼らはとても信心深く、ある平日の夜外をあるいていたら、いくつもある教会のどこでも人が集まって、歌を歌ったり、お祈りをしたり、説教が聞こえてきたりしました。日曜日はもちろんミサでどこの教会もいっぱいです。私はストリートチルドレンにかかわっている関係で、どこに行っても「子供たちは幸せそうか」ということが気になるのですが、みんな生き生きと元気そうでした。子供が幸せなところは、お年寄りも大事にされていることが多く、それはコミュニティの力のバロメーターでもあるなあと思っています。そういう意味では歴史は過去のものと言えるのかもしれません。ただ例えば島の一部を買い取って大規模なゴルフ場にする計画があるなどと聞くと、それが第二の植民地化、つまり大国の資本がその島の経済を支配して、現地の人にその恩恵が行き渡らない、ということにならないかと心配してしまいます。これが杞憂に終わることを願っています。 *ホームページのアドレスが変わりました。 www.ayakofujisaki.com #
by dreaminglife
| 2006-02-03 17:16
| エッセイ
2006年 01月 29日
セント・ユースタシア島がカリブ海の他の島に比べて観光地化が遅れたのは、白い砂浜がないからと言われています。私たちが泊まったホテルから海が見えるのですが、確かに砂浜は黒っぽくてスノーケルなどをしても透明感があまりありません。ただ島の周りは多くのダイビング・スポットがあり、ダイバーにとっては憧れの島でもあるそうです。私は10年以上前にダイビングのライセンスを取ったのですが、その後数回潜っただけで10年くらいブランクがあり、今回ダイビングはしないつもりでした。だいたい自信がない上に、命に関わるかもしれないことを英語でコミュニケートされてもついていけなかったらという不安が大きかったからです。でもやる気満々の夫とダイビング・ショップを訪れて、親切なダイブ・マスターたちと話しているうちに、やってみようかなあという気持ちになってきました。何と言っても、この島では他にすることがないですからね。そして翌日勇気をもって申し込み、大事なポイントをおさらいしてもらって、海に飛び込みました。初めは少しもたもたしていましが、昔の勘が残っているというよりも、なぜか昔よりも水の中でのコントロールがうまくいきました。不思議なものです。
そして海の中は・・・、美しかった。今の時期はいつもに比べて透明度が低いそうですが、珊瑚礁は健康だし、本当に様々な種類の魚や生き物がいました。私はここのところウミガメに縁があるのですが、今回も触れられるほど近くまでウミガメが寄って挨拶をしてくれました。また洞窟のような穴をのぞくと全長、70センチメートルくらいの蛍光色の熱帯魚がじっと休んでいて、その姿はシュールで夢を見ているようでした。でも何が良かったかというと、海の中に飛び込めるという可能性が再び広がったことです。そしてこれはダイビングだけの話ではない気もしています。日常の中で無理だと思っていることでも、飛び込んだらたいしたことがないどころか、めくるめく世界が展開することもあるかもしれません。 *ホームページのアドレスが変わりました。 www.ayakofujisaki.com #
by dreaminglife
| 2006-01-29 15:52
| エッセイ
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